Le Pavillon des Sessions(ルーブル美術館)Le Pavillon des Sessions とは、ルーブル美術館の一角に存在するアフリカ、アジア、オセアニア、そしてアメリカ地域の美術品が展示されている部屋である。イタリア絵画やフランス絵画のゾーンの賑わいが嘘かと思うぐらい人が少なく、がらんとしているので、落ち着いて...
ダホメ王国の芸術ダホメ王国(Danhomé) 現在のベナン共和国の南に17世紀から19世紀末まで存在した王国。ダホメとは蛇の腹という意味で、言い伝えでは、蛇の腹の上にダホメ王国は建国されたということになっている。この言い伝えから、ダホメ王国ではよく自分の尾をくえわている蛇の輪っかのモチーフ...
ヨーロッパにおけるアフリカ美術とその流通の歴史①15世紀末 アフリカの美術品が初めてポルトガル人によってヨーロッパにもたらされた。当時、ポルトガル人はヨーロッパからアフリカ南岸を経てインドへたどり着くための航海ルートを模索しており、1460年、アフリカの西岸にも上陸していた。15〜17世紀、ヨーロッパアフリカ間での交易...